食と栄養道場

活用方法出題傾向 食事摂取基準とは? 栄養素とは何か?

食事摂取基準 穴埋め問題

活用方法
  栄養素を選択してクリックすると、各栄養素についての説明と、日本人の食事摂取基準の表が表示されます。エネルギーとたんぱく質は分類がないので、そのまま項目をクリックしてください。表の1箇所が空欄になっているので、その空欄に数値を入力してください。答えが知りたい場合は同じ栄養素を繰り返しクリックして見てください。
保育士試験「子どもの食と栄養」出題傾向
過去問題をやってみると、毎年出題の半分が「日本人の食事摂取基準」に関するものになっている。ぎりぎりでも合格をめざすなら、まず「日本人の食事摂取基準」を押さえていくのが早道だ。乳幼児だけでなく、他の年代からの出題もある。乳幼児は発育に必要な栄養素を蓄積しおく必要がある。幼児の体重1gあたりの、エネルギー、たんぱく質、鉄、カルシウム等の食事摂取基準は、成人の2~3倍である。これらの栄養素は出題も多いので特に気をつけてみておくと良い。また、妊婦及び授乳婦の付加量の部分を問う出題も多い。
保育士試験で頻出、日本人の食事摂取基準とは?
  •   厚生労働省が、国民の健康の保持・増進を図る上で摂取することが望ましい エネルギー及び栄養素の量の基準を示すもの。
      日本人の食事摂取基準(2015 年版)では、策定目的として、生活習慣病の発症予防とともに、 重症化予防を加えた。
      エネルギーの指標では、エネルギーの摂取量及び消費量のバランス(エネルギー収支バランス)の維持を示す指標 として、「体格(BMI : body mass index)」を採用。
      エネルギーについては「推定エネルギー必要量」、栄養素については「推定平均必要量」、「推奨量」、「目安量」、「耐容上限量」、「目標量」の5種類の指標がある。
  • 食事摂取基準で使われる単位

    1g(グラム)→ 1グラム
    1mg(ミリグラム)→ 1,000分の1グラム
    1μg(マイクログラム)→ 100万分の1グラム
  • 推定エネルギー必要量

    成人(妊婦・授乳婦を除く)では、エネルギーの消費量との均衡が取れると推定される習慣的な1日当たりのエネルギー摂取量。
  • 推定平均必要量

    摂取不足の回避を目的として、半数に人が必要を満たす量。
  • 推奨量

    摂取不足の回避を目的として、ほとんどの人が充足している量。
  • 目安量

    十分な科学的根拠が得られず、推定平均必要量と推奨量が設定できない場合に一定の栄養状態を維持するのに十分な量であり、目安量以上を摂取している場合は不足のリスクはほとんどない。
  • 耐容上限量

    過剰摂取による健康障害の回避をできる量。
  • 目標量

    生活習慣病の一次予防を目的として、現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量。
これが全体の理解の要、栄養素とは何か?
  栄養素とは、地球上にある物質のうち、人間が体に取りこんで利用できる物。利用方法はり、体の材料になること、エネルギー源(車で言えばガソリン)になること、体の調子を整える成分(車ならエンジンオイル)になることの3つです。
  栄養素を構造上大きく分類すると5つになる。このうちの3つ、糖質、脂質、たんぱく質はエネルギー源になるという共通の働きがあり他の2つに比べ人体に必要な量が多く、3大栄養素と言われている。
  これ以外の2つは、ミネラル(無機質)とビタミンがある。この2つは人体では殆ど合成できないが他の3つに比べると微量になるが必須なので、食事から必ず摂取しなければならない。この2つには特徴があり、ミネラルは炭素(C)を含まないこと、ビタミンは人体の材料にはならないことである。
エネルギーとは?
  エネルギーは、生きて体を動かす大切な活動の源であり、キロカロリー(kcal)の単位で表されます。このため、よく「カロリー」と呼ばれます。
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