平成23年、課題「劇の準備や練習でのやり取り」
「保育士1名、子供3名以上」「お面や衣装を描く」、紙のサイズは例年通り20×20cmです。
過去の問題
紙は20×20cmのケント紙(描く所)
平成18年 保育士と園児のふれあいの様子
平成19年 おにごっこの様子
平成20年 ボール遊びの様子
平成21年 空き箱や段ボール箱を使った遊びの様子
いずれも「保育士1名、子供2名以上」
平成22年 室内において「お店屋さんごっこ」でやりとりをしている場面を表現すること
何のお店なのか分かるように表現すること
色鉛筆で色を付けること
平成23年 課題「劇の準備や練習でのやり取り」
「お面や衣装を描く」「保育士1名、子供3名以上」

19年度保育士試験絵画制作合格作品(46点)

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平成19年度保育士資格試験 実技 絵画制作 受験体験談

 絵画の試験は、一日に複数回行われて、受験番号と他に何を受験するかで、そのうちのいつ受けるかが決められるようでした。私が受験した教室は100人以上は入りそうなかなり大きな教室でした。段々に机が置いてあるので、前の人の書いたものは良く見えました。普通三人がけ位の横長の机の、端と端に一人ずつ座るのでかなりゆったりしていました。狭いという噂を聞いていたので、事前に事務センターに鉛筆立てを持っていってもいいのか問合せしてokとの事でしたが、大きな色鉛筆の箱を広げても全く大丈夫でした。(東京家政大学キャンパス)入室してから試験が始まるまでの間練習している人が多くいました。前の人なんかはかなり上手く描いていましたね。

 開始10分前位に用紙が配られたと思います。試験官の注意と説明があり時間になり試験開始になりました。時間は45分です。描く大きさは縦横20㎝位の正方形でした。鬼ごっとの場面を表現しなさい。保育士一人以上、子供二人以上を必ず描くように。のような感じだったと思います。
 私は屋外でカブト虫を見つけて先生二人、子供五人位が集まってくる、という場面を練習していたので、それを土台にして描きました。いつも始めに人と大まかな風景を、こげ茶の色鉛筆でモノクロ風に描いて、それに塗り絵のように色を付けるというやり方を練習していたのでこの日もそのやり方で描きました。練習の時は保育士から描いていましたが、この時は鬼役の子供から描いたと思います。鬼が誰だか分からないと、テーマがはっきりしないと思ったからです。次に子供を連れて逃げる女性保育士を中央に描きました。その後逃げる子供を何人か描きました。時間もまだあり絵にインパクトが足りないと感じたので大きな木を一本描きました。ついでに木の後ろに一人隠れている子も描きました。おまけです。ここでもう25~30分位過ぎていたと思います。あとは、塗り絵風に、まず肌の色を塗り、それからそれぞれの洋服の色をカラフルになるように淡い色々な色で塗りました。そしてに芝生と木の葉、最後に空を水色で塗りました。時間はかなりぎりぎりでした。最後の方は皆塗りこんでいる音が教室中から聴こえてきて間に合うか益々緊張しました。
 回収の時前の人のを見ましたが、開始前に練習していたのと全く同じ芋ほりの絵が描かれていました。合否は不明ですが。とにかく緊張で手は震えるしこんなに気がちいさかったかと思いましたけど。ちなみに用紙の端には小さな四角が確か5つ程あったと思います。多分5つ診査基準があって10点満点から原点していくのかなと思いました。

結果は?

46点(50点中)でした。自分としては「へえ~こんなんで!」って感じでした。
ちなみに約2ヶ月間、一日5枚位描きましたから練習の成果としか言ようがないです。しばらく絵なんて描いていませんでしたから。

描き方のポイント

18年度合格作品を参考に自分なりに考えて決めました。
  1. 45分の時間内に描き終わること。
  2. 全体的に子ども好みの、明るい楽しい雰囲気であること。
  3. 色が綺麗に塗れていること。
  4. 保育士何名、子ども何名という課題を優先的にクリアすること。
  5. テーマを分かりやすく表現すること。

描き方の流れ

簡単に言うと
  1. 人や動物や人が使う道具等を、焦げ茶の色鉛筆でモノクロに描く。(子どもの塗る前の塗り絵のようなものを描くということ)※以下は下絵と呼びます
  2. (1)に色を付ける。
  3. 余った時間で背景を描く。背景は下絵を描かず直接色鉛画のように描けると大分楽になると思います。室内、室外決まったパターンを練習しておけばよいでしょう。

  4. 参考にしたのが絵本です。子どもが出てくる絵本を沢山見ました。真似できそうな画風があればそれを真似してもいいと思います。 その時気づいたのが絵本の絵が必ず塗り絵みたいな下絵があってそれに色が付いているということでした。図書館にあった絵本で、浜田桂子さく『てとてとてとて』、長谷川摂子ぶん、沼野正子え『うーらうらら はるまつり くさばなおみせやさんごっこ』は参考になりました。 色々な動きの子供が沢山出てくるし、後者保育園か幼稚園?保育者も出てくるので直接的に使えます。

練習に用意するもの

  1. 消せるボールペン(黒)
  2. 第一段階の人物の構図の練習のために、なるべく細いものが良いです。それと100円ショップ等で買える100枚入位のOA用紙。
    とにかく数多く練習した方がいいということで用意して欲しいです。繰り返し練習していると消しゴムのかすは大変ストレスです。消せるボールペンはおすすめです。200円前後で買えます。
  3. 20センチ×20センチの白の画用紙
  4. 当日丸や三角の可能性もゼロではないですが、練習は正方形でいいと思います。
    下絵だけの練習なら薄いものでも構いませんが、色を付ける場合はなるべく厚い画用紙がいいです。当日はケント紙みたいのだった気がします。A4で50枚位買っておけば充分でしょう。切るのが楽なのでA4の短い辺が21cmなのでその長さの長方形で練習しても良いでしょう。

    私は十中八九今年も正方形という気がします。でも気がするだけです。丸や三角でも動揺しないような練習ができれば理想ですね。四角い頭を丸や三角にして、紙の全体にバランスよく描くようにすればいいだけの話しだと思います。
  5. 色鉛筆
  6. 当日は24色まで持ち込めます。鉛筆やシャーペンはそれとは別にokです。机が狭ければ24色入れ物は置けないかもと思ったので、鉛筆立て持込は大丈夫か保育士試験事務センターに問い合わせたところ、Okということでしたので用意していきましたが、当日机の広さが充分だったので色鉛筆の箱に入れて使いました。その方がやはり色も素早くセレクトできるので。
    『色えんぴつ画上達のポイント50 もっとじょうずに描ける!』という本のp11に各メーカーのに色鉛筆の固さや使い方について詳しく出ています。他色鉛筆の特徴についても詳しく出ています。基本的な色鉛筆画の描き方が簡単に描かれているので独学の方にはおすすめの本です。
    鉛筆削りは使用してOKですが、試験中使用する場合は手を挙げて試験監督の許可が必要とのことで、時間も食うしなるべく使用しないようにしたほうがいいと思います。 ファーバーカステル色鉛筆削りはお勧めです。芯の太さが三段階に削れます。ごみ捨ても楽々です。デザインもグッドです。
    ファーバーカステル色鉛筆削り
    ちなみに、色鉛筆は試験1ヶ月前くらいに、新宿3丁目の世界堂に当日使う物を買いに行きました。何時間も試し描きして10本位購入しました。下の表にあるように、用途によって芯の硬さ柔らかさが重要です。広範囲を塗る所は柔らかい方がいいし、細部を描く所は比較的硬い方がいいと思います。カランダッシュ(スイス製)はおすすめです。薄い色もちょっと雑に塗っても目立たずきれいに見えます。消せるものがいいですが、大抵のものは薄く描けば消えるようです。

    私が最低必要と思う色を表にしてみました


    必須色鉛筆   芯の硬さ→★やわらかい  ★★普通  ★★★硬い

    芯の硬さ 説明
    こげ茶 ★★★ 下絵の色です。全体の印象を左右します。薄すぎず濃すぎずという茶色がいいです。あと芯が硬い物を選んだ方が細く繊細に描けるし、細く薄く描けば失敗した時消し易いです。
    濃いこげ茶 ★★★ 髪の毛の色です。黒だと下絵と合わないので黒に近い焦げ茶がベストです。
    肌色 ★★ 薄いオレンジかピンクという所。買いに行った時試し描きしてください。この色も絵の全体の印象を変えるので、慎重に選んでください。
    薄い水色 空や洋服を塗るのに使います。失敗がめだたないので薄くて綺麗な水色を選んで下さい。それと空を広く塗る可能性もあるので柔らかくてよく伸びるのがいいです。
    黄緑 芝生や人の洋服等に使います。失敗が目立たない用に薄く淡い色、広範囲を素早く塗らなければならないので、柔らかくて伸びるものを選んで下さい。
    薄いベージュ 地面や床、棚などを塗るのに使います。失敗が目立たないように薄くて、芯は柔らかく伸びるものがいいです。
    薄紫 ★★ 必須というか、お勧めです。洋服に使いやすい色です。ジーパン等。
    薄いグレー ★★ 必須ではありませんが、意外と重宝しますよ。壁や、皿など白という感じで使います。
    レモン色 ★★ 服や、芝生の一部に明るさが出て。ポイントになります。
    ★★ 木の葉や野菜など。ポイントに使います。
    ★★ 花や食べ物、道具等。ポイントに使います。
    ★★ 水や空等の、ポイントに使います。
  7. 色鉛筆用の消しゴム
  8. 画材屋等にある色鉛筆用の練り消しみたいのより、普通の色鉛筆用の方が、手軽だし十分きれいに消えます。鉛筆用のMONO消しゴムでも薄く描けばちゃんと消えます。ピンポイントを消すのにお勧めは鉛筆型の先が細い消しゴムが1点に力がかかりびっくりする位消し跡が残りません。棒人間の下絵を消しながら絵にしていく時にあると便利です。広範囲を消すのには向きませんが、当日広範囲を消すことを想定しているようだと厳しいですね。
  9. 携帯用鉛筆削り
  10. 練習方法

    1. 20×20㎝より小さい正方形で構わないので、補助線を引いて色々な構図を考える。室内(テーブルあり)、室内(テーブルなし)、屋外などいくつかのパターンを決めてしまいましょう。保育士1名子供2名でやってみましょう。それを使い、アイテムや多少の動きの変化でテーマに当てはめていけるようイメージトレーニングをします。
    2. 構図を考えると同時に、それを20×20cmの大きさの下絵に描けるよう練習する。始めは〇棒の人間を書いて練習した方が上達します。地道にやりましょう。もし慣れてきても腕等一部分からなくなってしまったら〇棒に戻って描いてみるとうまくいくはずです。
    3. 色塗りは全体が青、紺、紫等暗い色に偏らなければそんなに色の選択に悩む必要はないでしょう。できる限り丁寧に隅々まで塗る練習をしましょう。時間内に丁寧に塗れるようになったら、影を付けたり、重ね塗りもチャレンジしてみても良いでしょう。
    4. (1)~(3)までに手ごたえが出てきたら、時間配分を考慮して練習しましょう。構図を決め設計図を描くのに5分~10分以内、人物モチーフの下絵に10分以内、人物モチーフの色塗りに5~10分以内、背景を描くのに5~10以内、広範囲(床や壁、地面等)の色塗りに5分以内、仕上げの色塗り(全体を見ながら影や重ね塗り)に5分以内。という感じでできれば。試験はもう大丈夫でしょう。
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